ある時チャンスが巡ってきた
なんでかはわからないが年齢の話になった
姉御は「聞くな!w」とか言ってた
姉御の年齢も気になったがそれ以上にリコさんの年齢が気になった
ちなみに俺は別に隠そうとも思わなかったのでさっさとバラした
最初は言おうとしていなかったが地味にしつこく聞き続けたらリコさんが黙った
やっちまったかなと思い「まぁ言いたくないならいいかw」と打とうとしたら
リ「じゅ・・じゅーはち・・」
と、チャットログに飛び込んできた
頭に花が咲いた気分だった
2歳上かー、全然いいやんとか思ってた
性別がどうとかいう問題はあったがすでにこの時俺はリコさんは女と信じて疑わなかった
主にトイレ時間とかから計算した気がする
あとは住んでる場所だよなーそこが最大の問題かーとか俺はテレビの前で考えていた
そんな俺とは別に姉御は落ち込んでいた
姉「若すぎる…いいなぁ…肌とかピチピチなんだろうな」
俺「姉御は尻がムチムチだからいいんじゃないすか」
と、キャラの身体的特徴を突っ込んだら怒られた
冬休みが終わる
俺とリコさんはレベル上げに勤しみまくった反動でマッタリ志向になっていた
一緒に釣りスキルを上げたり、強い装備を取りにいったり
ジョブ的にも相性がいい組み合わせだったので割といろいろできた
リコさんは調理スキルを上げたりして完成品で使えそうなものは俺にくれたりしていた
普通に嬉しかった
書いてはなかったがここまででフレンドも大分増えていた
暇なとき話したり手伝ったりしていた
勿論手伝う時はリコさんも連いてくる
「お前らカップルかw」
などと言われて俺はどんどん意識しだす
まぁありがちなことだと思う
リコさんはそれについてどう思ってたかは知らないが
リ「ベストパートナーだから!」
とか言っていた
俺の脳みそは自分の都合のいいように受け取って有頂天になった
しばらくそんなのが続いた
バレンタインイベントでリコさんからチョコをもらって喜んだりもした
リアルではブロリーからもらった、食べる気がしなくて居間の机の上に置いておいたら父親が食った
「まっず!ぶぅえっ!」と吐いていた
2年には普通に進級できた
「あー、学校やめてぇ」とか思っていたが実行することもなく
まだリアルは平穏だった
ある日ログインすると姉御が酔っ払っていた
リアルで飲んでへべれけのようだった
時間が割と早いのでリコさんはまだ来ていなかった
この時間から飲んでる姉御は何者なんだろうとか思っていた
すると姉御がとんでもないことを言い出す
姉「1さー、リコのこと好きなん?」
俺「だいぶ酔ってますね」
姉「あー、わかったわかった、話を逸らそうとした今のでわかった」