ガチャ
しんのすけ「こんにチワワ! おひさしぶりぶり!」
みさえ「コラ! こんにちはでしょ!」
アーサー「これはこれは、初めまして。私、ロンの父親のアーサーです。」
ひろし「どうも、いつもしんのすけがお世話に・・・父親のひろしです。」
アーサー「しかし、これは凄い発明ですな! ボタンを押すだけで音が出る! これはみなさんがお作りに?」
しんのすけ「その辺のお店で売ってるゾ」
アーサー「こんな、素晴らしいものが店で買えるなんて、何て素敵なんだ!」
風間くん「どうやって、ここまで来たんですか?」
アーサー「最初は煙突飛行ネットワークを使おうと思ったんだが、その・・・」
しんのすけ「暖炉がなくてすいませんね・・・」
アーサー「いや何、姿現しの方が早い事に気づいただけで・・・」
ひろし「その姿あらわしって、一体?」
アーサー「実際に見てもらった方がいいかと、風間くん。私に掴まって・・・」
バシッ!
みさえ「消えちゃった・・・」
バシッ!
ひまわり「また、戻ってきた!」
アーサー「それじゃ、しんのすけくん、私に掴まって」
しんのすけ「オラを捕まえてみて///」
みさえ「何馬鹿な事言ってんの! すみません、こんな息子ですが宜しくお願いします。」
アーサー「ユーモアと正義感に溢れた素晴らしい息子さんですよ。」
ひろし「みさえ、俺達の心配はもういらねえよ。それじゃ、しんのすけ。元気でやれよ!」
ひまわり「私も行きたい!」
しんのすけ「ひまも来年もしかしたら・・・、じゃ、行ってくるゾ!」
バシッ!
みさえ「お別れは魔法無しの方が良いわね・・・ずっと長く見送れるんですもの・・・」
隠れ穴
モリー「久しぶりね、しんちゃん。会いたかったわ!」
しんのすけ「オラも会いたかったゾ・・・風間くん!」
風間くん「お前とはさっき別れたばかりじゃないか・・・」
ロン「やぁ、良く来たね! 寝室に案内するから着いて来てよ!」
しんのすけ「オラ、風間くんと二人っきりで///」
風間くん「僕はそれ以外ならどこでもいい!」
???「ロン、友達を僕らに紹介してくれないと、ダメじゃないか!」
ロン「分かったよ、ビル! しんのすけ、風間くんこれが僕の一番上の兄貴ビルだ。」
しんのすけ「オラと張り合うくらいのイケメンですなぁ」
風間くん「もう、ホグワーツはご卒業されているんですよね? お仕事は何を?」
ビル「グリンゴッツで呪い破りをしてる!」
モリー「在学中は主席だったのよ、パーシーと同じで!」
しんのすけ「それは、去年本人から聞きました」
ビル「どうせ、しょっちゅう僕は主席だから通してくれとか言ってたんだろ?」
モリー「まぁ、あの子はそういう所はあるけど、優秀なのに、何であの二人は・・・」
その時、
フレッド「呼んだかい? ママ!」
ジョージ「O・W・Lの成績が芳しくないのは、認めるよ。でも、僕たちにはそんなもの必要ないね!」
モリー「そうやってあなた達は学業をバカにして!」
ロン「ああ、お袋の怒りが爆発する前に退散しよう・・・」
そしてモリーの腕によりをかけた夕食を、たっぷり食べしんのすけは眠りについた。
・・・・・・・・
ピーター「ごチュウ人様、それではあなたのご決心はお変わりないと・・・・?」
ヴォルデモート「当然だ。それといい加減その気色悪いしゃべり方をやめろ」
ピーター「ご主人様・・・野原しんのすけ以外のものでも、お出来になると思うのでチュが・・・」
ヴォルデモート「野原しんのすけなしでだと・・・? なるほど・・・」
ピーター「わが君、何もあの子の事を心配してる訳ではございません!」
ヴォルデモート「・・・なるほど、だが俺様はあの小僧を使う必要があるのだ」
ピーター「それは、あの子がご主人様をオシリでやっつけたからでチュか?」
ヴォルデモート「なんだと! 俺様は断じて尻などにはやられていない・・・・」
ピーター「申し訳ありません・・・では、どうして?」
ヴォルデモート「だが、あの小僧が俺様には得体の知れぬ力を持っているのは確かだ。以前より強大になり復活するにはあの小僧が肝要だ。」
その時、スルスルと部屋に蛇が滑り込んでくる。
ヴォルデモート「ほう、ナギニがマグルの御客人が部屋の外に居ると・・・御もてなしせねば。」
ピーターがドアを開く。
ヴォルデモート「アバダケダブラ!」
緑の閃光が走る! それっきりマグルの老人はピクリとも動かなくなった・・・