それからの時間はあっという間に流れた。
セドリックの追悼集会、ボーバトン、ダームストラング両校の生徒達との別れ・・・
汽車
風間くん「これから、どうなっちゃうのかな・・・魔法界」
フレッド「もう少し、俺達に事業資金があれば、魔法界をウンと言わせる商品を発明できるのになぁ」
しんのすけ「チキンがあれば発明が出来るの?」
風間くん「チキンじゃなくて、資金だよ お金」
ハーマイオニー「どうだか・・・お二人さんは、くだらない発明以外の事に頭を使ったら?」
ジョージ「くだらないとは、お言葉だな。ハーマイオニー」
フレッド「断言する、君達は来年度O・W・Lだ、我々にずる休みスナックボックスを恵んでくれと泣きつくであろう!」
ロン「それって?」
ジョージ「食うと気分が悪くなるお菓子と、それを治すお菓子のセットさ!」
フレッド「熱をワザと出して、医務室行きになった所で、即回復って所さ!」
しんのすけ「ほうほう。それは良いですな! じゃ、これで作って!」
ハーマイオニー「それって、賞金・・・?」
フレッド「気は確かか? ファッジが気が狂ってるって言ったのは本当だったのか?」
しんのすけ「オラは正気だゾ! これ、カナリア・クリームのお代!」
ジョージ「俺達はそんなボッタクリじゃないぞ! それに君のお陰でカナリア・クリームはバカ売れ、それで十分さ!」
しんのすけ「どうしても、受け取らないなら・・・オラ呪いをかけるゾ!」
風間くん「どんな呪いだよ・・・」
しんのすけ「どうしてもお金を受け取りたくなる呪いだゾ!」
ロン「それ、呪いっていうのかなぁ・・・」
頑として譲らないしんのすけに、ついに双子が折れる。
フレッド「分かったよ、ありがとう。しんのすけ!」
ジョージ「また、お前の役に立つような物を作るからな!」
汽車を降りると、3人が待っていた
魔法が使えない筈の、その3人の姿は、どんな魔法よりもしんのすけを勇気付けるのだった
完
出典:http://minnanohimatubushi.2chblog.jp/archives/1980725.html