カツオ「うっ……!」
花沢「ナイスよ中島くん!」
中島「磯野…お前がしっかりしなきゃダメだろ…!」
カツオ「な、中島…」
三郎「そうか、お前が中島弘か」
中島「…なんだよ」
三郎(ノリスケさんが言っていた悪魔候補の1人…か)
三郎(カツオが無理なら……中島だ…!)
三郎は中島の頭を掴み先程の呪文を唱え始める
ガシッ
中島「ひゃっ」
カツオ「中島…!おいクソ三郎やめろ!!!」
三郎「光栄に思うが良いカツオくん、悪魔誕生の瞬間を見る事が出来るんだからね」
―三郎工場前―
マスオ「……」
部下「侵入者は排除する」
パパパパッ
20人の部下たちが一斉に銃を乱射する
マスオ「…疾ッッ!!!」
ドスッ
マスオは目にも止まらぬスピードで部下達を消し飛ばす
マスオ「………ギリッ」
しかし、マスオの表情はなぜか悔しさに満ちている
マスオ「…ハメられた……ここの工場に向かわせるのが目的だったのか……!」
中島「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
中島は白目になり激痛に耐えきれず叫び声を上げる
カツオ「やめろ……!やめろって言ってんだろおおおお!!!!」
カツオは再び悪魔化し三郎に攻撃を仕掛ける
カツオ「第二の罪 炎鰹!!!!」
掌に火の球体を作りだし三郎に向けて放つ
しかし、三郎は中島を盾にするようにして攻撃を受けた
ブシャァッ
カツオ「し、しまった……!!」
花沢「中島くんが炎に包まれちゃったわ!!」
三郎「ハハハハハ!!!!呪文は唱え終えた!!!!!」
中島「……」
カツオ「なか……じ……ま……?」
中島「ごほっごほっ」
花沢「相変わらず頑丈ね…無事みたいよ」
三郎「ニヤリ」
中島「フーッ、炎を投げつけるなんてひどいじゃないか」
カツオ「…中島…無事で良かった……」
カツオがひざまずいている中島に手を差し伸べると
パンッ
カツオ「……!」
中島は払いのけた
中島「ハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!」
カツオ「お前……まさか……!嘘だ……!!中島ァ!!!嘘だろ!!!」
中島「僕は中島だ、たった今人間を辞めた…中島だよ」