カツオがその場に登場すると
先程までのオーラの効力は切れた
花沢「……はぁはぁ……さっきまでの息苦しさが無いわ…」
中島「い、磯野ォ!!」
カツオ「ごめん2人共…僕のせいで巻き込んじゃって」
イササカ「ノリスケ様が期限を1週間としていましたが」
イササカ「1日に変更されたみたいなので、お迎えに上がりました」
カツオ「そういうことだと思ったよ…」
花沢「ど、どういうことなの磯野くん!?ノリスケさんが関係あるの!?」
カツオ「ごめん……今は話せないんだ……」
中島「磯野…」
イササカ「さぁ行きましょう、選ばれし者よ」
カツオ「……そう…僕はもう人間じゃない」
カツオ「僕は磯野カツオ、悪魔と契約した元人間だ」
花沢「……!」
カツオは自我を保ったまま悪魔化する
カツオ「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
イササカ「バ、バカな……!!もう悪魔化をコントロール出来るだと!?」
カツオは自我を保ったままイササカに詰め寄る
イササカは万年筆を投げ飛ばし応戦する
しかし、今のカツオには全く通用しない
カツオ「……」
右眼に紋章を浮かび上がらせる
カッ
イササカ「……!!?」
イササカの下半身が灰と化していく
イササカ「う、うあああああああああああああああああああ!!!!!!」
みるみる全身が灰となり、数秒後には消しクズとなったイササカ
花沢「い、イササカ先生が消滅したわ……」
カツオ「第一の罪………磯灰」
相手を灰と化す能力を「磯灰」と名付けた
カツオ「……くっ……この技はあまり使い過ぎると……」
パチパチッ
ノリスケ「ブラボー、カツオくん」
中島「…お…お前は!!」
カツオ「ノリスケおじさん…僕の答えはこれだよ…へへっ……」
ノリスケ「フッ、どうやら誘いを断るみたいだな」
花沢「何が起きてるのよ…!!」
カツオ「ああ、僕は自分の力で元の身体に戻す」
ノリスケ「残念だよ…君と敵同士になるなんてね…」
ノリスケ「イササカは所詮、下級悪魔だ。倒した所でこちらに何のダメージもない。」
カツオ「僕が全員ぶっ潰してやるさ…」
ノリスケ「ほう…言ってくれるなカツオくん」
ノリスケ「ならば、こちらも本気を出させてもらうよ」
ノリスケ「君1人じゃ…今後やっていけないとは思うがな…ワーハッハッハッ!!!!」
カツオ「……」
ノリスケは高らかに笑い声を上げ不気味に姿を消した
中島「磯野!!怪我はないかぁ!?」
カツオ「大丈夫さ…それより今日見た事は黙っておいてほしいんだ」
花沢「…きっと何かあるのね?」
カツオ「うん…」
花沢「いいわ、全部終わったらきっちり話してちょうだい!」
カツオ「あ、ありがとう!花沢さん!」