熱中症で意識不明に…気付くと病院のベッドに
夏のある日、唐突に意識失って、気がつくと病院にいた。
したのおばさんいわく、天井から逆さに女が生えてきて、
上を指さしたそうだ。
怖くなって部屋の外に退避しようとしたら、
扉あけたとこにその女がたってて、やっぱり上を指差して消えた。
で、何がなんだかよくわからないけど、
怖さが静まりかえった後、
その仕草のことが気になってきたみたい。
とりあえず僕の名前を大声で読んでくれたらしいけど、
こちとらバタンキュー。反応がない。
だんだん、なんだか俺の事が心配になったってさ。
大家にきてもらって、鍵を開けて中に入ったら、僕が倒れてたそうだ。
病名、熱中症、危うく死ぬとこだったそうだよ。
発見があと一時間遅かったらたすからなかったかもねと医者が言ってた。