もう目からは涙がボロボロと零れ落ちて
自分でも意味が分からないテンションでした。
数分後に再度扉が開き
今度は白髪のオッサンが出て来て
「君~、冗談でしてるんなら止めてね?」と言われたので
私は必死に頭を左右に振り
懸命にイジメっ子の指令を達成しようと
「あぐじゅして~」と泣きながら右手を差し出しました。
オッサンは「え?お?おお?」と言いながら戸惑っていましたが
私は半ば強制的に握手して
「あぐしゅ~じた~」と言って左手で携帯を持ち
その握手を撮影しました。
そしてその勢いで号泣しながら
「ながばいる~(訳:中入る)」と言い
強引に玄関の玄関の中に1歩入りました。
中に入ると8〇3の人たちが3~4人いて
不思議そうな顔でこっちを見ていました。