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がや がや
男友「……珍しくお前が飯誘ってくれたと思ったら」
男友「女ちゃんが休みってだけかよ、この薄情もんが」
男「アイツ月1でそういう人たちの交流会みたいなのがあんだって」
男友「ふーん、女ちゃんのことは流石よくご存知で」
男「んだよ、さっきからその感じ。だからこうやって一緒に飯食ってやってんだろ?」
男友「うるせぇ! 女ちゃんとばっかイチャつきやがって!」
男「い、イチャついてねえだろ別に」
男友「……お前、まさか親友の俺に報告もせず、女ちゃんと付き合ったりしてないだろうな?」
男「し、してねーよ! なんで俺と女が付き合うとか、そ、そういう話になるんだ!」
男友「……」じーっ
男友「最近、女ちゃんが可愛くなったって、クラスの男連中の間でもっぱらの噂になってる」
男友「もともと可愛かったけど……」
男友「なんかお前と一緒にいるようになってから化粧とか! 髪とかも、綺麗にセットしてるし!」
男「え」
男友「どーいうことですかー? 男くーん」
男「し、知らん(……化粧? 髪? ま、マジかよ全然気に留めてなかった)」