男友「親友として教えといてやる。クラスの男連中は全員『男死ね』って思ってるぞ、俺含めな」
男「お前もかよ!? 彼女いんだろお前……」
男友「ちなみに男は影で『盲導犬』と呼ばれている」
男「盲導犬って……なんだそりゃ」
男「犬っつったら、どっちかというと女のほうだろ」
男「いつも後ろをちょこちょこ付いて来るからな」
男友「……」
男「アイツ杖持っててもなんか危なっかしくてよー、そのクセよくウロチョロすんだよなー」
男友「……(こいつマジで事故らねーかな)」
男友「とにかく! お前は野郎共通の敵だから、明日から話かけてくんじゃねーぞ!」
男「そうか、じゃあ今日のメシ代も返せないな。残念」
男友「……!」
男「あ、そうだ……そういや、男友の彼女ってウチのクラスだよな?」
男友「そうだけど……それがどうした? あとお金返してね」
男「……」
男「……女ってさ、女子の間では……どうなのかなって」
男友「? どうなのって、何が」