保護の事は合格発表の時の事で知れ渡ってたけど、興味はそこには無く。他校から来た生徒は、
「あの人って何?」それ取っ掛かりに会話始めようとする事が多かったらしく。
「めんどくさいからカレシって言っちゃいましたからね。」事後承諾求められて、頷いて。
高校生と社会人。でかい壁。疑う材料はいくらでもある。面倒な事にならなきゃいいなとは思いつつ、
彼女が友達作れるならいいのかなと。そんな風に考える事にした。
中学卒業と高校入学。式だの手続きだので煩雑な毎日過ごしてたお婆さんは疲れ気味で早々に就寝。
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彼女は着替えて俺の部屋来て。床で寝かかってた俺の顔触って起こしてくれて。
「あは。今日からですよ。」「…うん。」「お願いします。」悪戯っぽい顔した彼女がいて。
「何を?」「カノジョ扱い。」難しい要求で。それまでカノジョ扱いしてなかったかというと、
俺は全くそんなつもりはなかった。けど彼女はそうは感じてなかったらしく。足りないモノがあると。
彼女はじー…っと俺の目を見たまま。真っ直ぐすぎて、引きこまれそうな。そんな瞳で。
その瞳に負けたと言うと言い訳にしかならないけど。応えなきゃと。そう思わされた。
…キスまでならセーフだろう。まだ逃げ腰だったけど、頭に手乗っけて。
髪に指通して。くすぐったそうにする彼女に「キス、していい?」「あ、はい。」即答で。
溜とか間とか全く無し。何か笑えて。頭撫でてた手でぺし。と一つ、頭頂部叩いて。
「驚くとかしないの?」「してほしいもん。」「…そう。」撫でて、仕切り直し。
何言うでもなく膝の上乗った彼女は胸にくっついて。小さくて、腕の中にすっぽり収まって。
甘えて「ぎゅっ、ってして下さい。」所謂『抱っこ』要求されてたのと同じ姿勢。
