「そんな…」
「次倒れたら…」
「…」
「野原さん…どうしますか…このまま入院を続ければ今の回復の状態を長引かせる事は出来ます、しかしそれも焼け石に水です…それならば」
「先生…みさえを…退院させてやってください…」
「野原さん…」
「最後に…最後にみさえとしんのすけとひまわりとシロで思い出を作りたいんです…」
「…わかりました、すぐに手続きをしましょう…」
去る医者
「しんのすけ…みさえ…帰ろう、家へ」
そしてみさえは家に帰って来た
野原家に久しぶりの明るい笑い声が響く
「しんのすけー、準備できたの~?」
「ほっほ~い、バッチリだぞ!」
「よ~し、じゃあ行くか!」
野原家はドライブに出掛けた、勿論シロも一緒だ
「まずは何処行くか」
「ほいほい!オラ最近出来たアクション仮面ミュージアム行きたいゾ!」
「しんのすけ~、今日はみさえの…」
「あら良いじゃない、行きましょうよ」
「そうよひろし~、出世できないわよ~」