「出世は関係ないだろ出世は!」
いつもの空気が流れる車内
そんなこんなで結局アクション仮面ミュージアムに到着
「ほっほ~い!かあちゃんとうちゃん早く早くぅ~ん!」
走り回るしんのすけ
「ほらしんのすけ!走ると危ないわよ!」
「平気平気ぃ~」
「まったくもう…」
「ほら行こうみさえ」
「たい!」
「キャン!」
「シロはヌイグルミのフリしてなさいよ!」
「くぅん」
中に入る野原一家
「おぉ~、アクション仮面が沢山いるゾ!」
「ふふっ、しんのすけったらあんなにはしゃいじゃって…」
「みさえと久しぶりのお出かけだからな、嬉しいんだよ」
「父ちゃん父ちゃん!あっちに美人なおねいさんがいるゾ」
「なっなに?何処だしんのすけ!」
みさえの鋭い眼光
「あなた…後でお話が」
「お、お話だけで終わる?」
「父ちゃんなんで膝が震えてるの?」
ミュージアムから出て来る野原一家
しんのすけの手にはみさえの手がしっかりと握られている