「こらひま!ひろしじゃなくてパパだろ!」
「ほい!」
「わかったか?」
「ほい!ひろち!」
「駄目だコリャ…」
「とうちゃん早く行こうよ!」
「あぁ、そうだな…それじゃ先生…また」
「はい、お元気で」
車に向かって歩き出す三人
「ほっほ~いオラ助手席~」
ドアを乱暴に開けるしんのすけ
「しんのすけ!」
「ほいほ~い」
やり直し丁寧に開けて閉めるしんのすけ
「まったくぅ~妖怪ケツデカオババは相変わらずうるさいぞ~」
「なぁんですって!?」
グリグリグリ~
「ぬおぉ~ん、何だか久しぶりだゾ~」
後部座席にはみさえの姿
北千住駅で写真を撮ったあの後、みさえの病状は悪くなる所か快方に向かっていったのだ
医者もこれには驚き奇跡としか表現出来ないと言った