癌の腫瘍も小さくなり手術で簡単に切り取れた
そして、リハビリを重ね今日ついに退院の時であった
「よし!帰るか我が家に!」
ひろしがエンジンをかけ、発車する
「あなた、しんのすけ、ひまわり…」
「なぁにかあちゃん?」
「どうしたみさえ?」「かーたん?」
「守ってくれてありがとう…」
「…へへっ、気にすんなよみさえ」
「なよー」
「そうだゾ、これからも母ちゃんはオラがお守りするゾ!」
涙を堪えるひろし
涙を流すみさえ
少し大人になったしんのすけ
少し大きくなったひまわり
「よし!しんのすけ着いたぞ!」
「あんた入学式で変な事しないでよ~
」