自部屋
男「さぁてと…冷蔵庫の中身は…と…」
ニンジン、モヤシ、残りものの煮物…白菜etcと若干の調味料
男「うっ…とりあえず今日は煮物の残り食うか」
これから先一週間が思いやられる。もうお金ないんだもん…!
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翌朝
学校
えぇい、昼飯と晩飯は抜きだ!流石に朝飯は抜くわけにはいかんがな。
男友「あれ?お前…昼飯は?」
男「あぁ、早弁したんだよ!」
男友「なるほど…あっこら!俺のおかずを食うな!」
女友「痛いっ!」
こいつら仲いいのか悪いのか…。
夜
だめだ…腹が減ってなにもする気になれん…寝るか…。
『コンコン』
ん?
男「はい」ガチャ
幼馴染「…」
男「お、お前から珍しいな。どうした?」
幼馴染「これ…」
その手には、可愛い絵柄がついたタッパがあった
男「?」
幼馴染「今日、何も食べてないんでしょ」
バレたか。朝飯は食べたけどなぁ。
幼馴染「はい」
男「おう、サンキュ」
俺が受け取ると、あいつはプイと自分の部屋に引き返した。なんか淋しい気がするけど、タッパの中にあった野菜炒めは美味しかった。
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朝
さて、冷蔵庫にあったモヤシを炒めて食べて、今日もバリバリいけそうだ!!
ん?郵便受けに何か入ってる?
弁当箱だった。