翌朝、あいつはまたしても早く部屋を出ていた。
学校
女友「おはよーっ!」
男「お、おはよ」
男友「よう…」
男「ど、どうした」
男友「聞いてくれ。このおチビちゃんがさぁ…タコ焼き10人前って…もうなんなんだよ…」
女友「量の指定はなかったもんねっ!」
男友「だからといって遠慮を知らんのかこのドチビがぁあ!」
女友「ドチビとは何事じゃあああ!!!」
また始まった。
さ、HRだ。席につこう
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休み時間、あいつは色々な子とメルアド交換をしていた。友人関係に悩むことはなさそうだな。
男友「頼みがある」
男「なんだ?」
男友「金…貸して…くれ…あと1週間100円で過ごせる自信がない…」
男「ほら…仕方ねぇなぁ」
男友「恩に着る!!2倍返ししてやるからな!」
さて…俺はこれで一週間買い物は一切できなくなったわけだ。