『コンコン』
男「あ、あのさ…弁当箱とタッパ…洗ったから帰しにきたんだ…」
幼馴染「…」ガチャ
男「お、おう…ありがとな…俺みたいな奴に弁当なんか…」
幼馴染「……」
男「そ…それじゃ…な!!」
こいつは俺のことは嫌いなんだよな…嫌いな相手とは関わりたくないからな。だから無駄話はせず早々に切り上げた。
なんだろう、膝カックンを食らった気分を何倍にも高めた、そんないいようのない気分
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朝…か?
何故か眠れなかった。そうだ、たまにはめちゃめちゃ早く学校に行くのも一興だな。まぁ学校に着く頃には野球部あたりが朝練をしている頃だろう
アパートの駐輪場には幼馴染の自転車があった。あいつより早く学校か。ちょっと勝った気分。
こうして俺は学校に向かった。