本当の理由は
自分の気持ちにケジメをつけることが出来ない私の弱さにありました。
ジョギングで身は引き締まってきたのですが、
心はまだ引き締まっていなかったみたいです。
なんのケジメなのかと言いますと、
それは私のゆみに対する気持ちです。
私はずっと自分の気持ちに気づいていながら、
恐れていました。
いくらジョギングをして、
自信がついたからといって勇気を振り絞ることはできなかったのです。
突然黙ってしまった私に、ゆみが声をかけます。
「どしたの?」
ちょっと不安そうな顔がかわいくてかわいくて…
これだけで心臓がオーバーワークをはじめ、
脳では快感ホルモンがドバドバ出てます(たぶん)
股間ではry
こんな状態でどうやって自分の気持ちにケジメをつけましょうか。
しかしここでケジメをつけなければ、
私は勉学に集中することはできません。
三浪か玉砕か
この二つを天秤にかけたとき
私の脳内に化学反応がおきました。
それによって
でた言葉がこれでした。
「もし俺が受かったら、ディズニーいきませんか?」
言葉が出た後に
なにいってんだろおれ
って10000000000回くらい思いました。
このときの脳内の回転スピードはスパコンを凌駕していたのではないかと思います。
私は間違いなく世界一のコンピューターでした。
2位ではなく1位です。
蓮舫さんも黙るレベルです。
そもそも生まれてこのかたディズニーなんていったこともないのに、なぜこの言葉がでたのか
謎です。
私が焦ってこんなことを思っている間に
ゆみは答えてくれていたようです。