【※転換期※】オ●禁のために始めたランニング・・・「ムラムラしたらランニング」走り始めた俺はみるみる変わっていき・・・

「聞いてる?ねぇ!ちょっと!」

やっと我にかえった私は聞き返しました。

「ごめん、なんていいました?」

ゆみは答えます。

「あ、また謝った。」

しまったと思いましたが今はそれどころではありません。

「ごめん、もう謝らないから!」

ゆみは少し笑って
それから言いました。

「だーかーらーー、いいよ!っていってんの!」

こんなに嬉しいことがあって良いのでしょうか。

なにかバチが当たるのではないでしょうか。

はじめてこの世に生をうけたとき、赤ちゃんはなぜ泣くのか。

それがわかった気がしました。

まだケジメをつけたわけではありませんが、私の心はおおいに晴れ渡りました。

帰り際にゆみが言いました。

「断りづらいからオッケーしただけだからねー」

なぜあいつの帰り際の一言は
私の心をここまで
一喜一憂させることができるのでしょうか。

去り際の一言には少し落ち込みましたが、
私の勉強熱は高まりました。

ディズニーに行く約束をすることができた私は、
やっとの思いで志望大学に合格することができました。

喜びと「よくも今まで落としてくれたな」という恨みと、ディズニーのことで頭がぐちゃぐちゃになりました。

ちなみにテスト当日に緊張しすぎて、盛大な音の屁を出したのは私です。

もしその時の受験生がいたらすみません。

▼ 続きは次のページにて♪ ▼
前のページへ 次のページへ