男「わぷっ!?」 バシャーンッ
少女「はい、おしまい」
男「もうちょっと優しく掛けてくれないかな」
少女「きをつける。ね、おふろはいろ?」
男「はいはい、どうぞどれでも好きに入ってください」
少女「はやくたって!」
男「そんなに慌てなくても逃げないって」
少女「男がゆっくりしすぎなんだよ、せっかくおかねはらってるんだもん、たのしまないと!」
男「少女ちゃんみたいに若くないのよ、俺……おじさんでもないけどね」
男(まあ、落ち込んでる姿より楽しんでくれる方がこっちも嬉しいんだけどね)
少女「はふぅ」
男「ふぅ」
少女「あついねー……ひろいねー……」
男「大浴場って、久々に来ると良いもんだなぁ」
少女「また、きたいな」
男「来月までならまた来れる」
少女「うん……」
男「ところでさ、うちの母さんってどんな子供だったんだ?」
少女「……いもうとはね、わたしがいないと、すぐないちゃうの」
男「あの母さんが?」
少女「おねえちゃんこでね、おねえちゃんどこ、おねえちゃんまって、おねえちゃんおねえちゃんって」
男「信じられないなぁ」
少女「でも、ほんと……」 ブクブクッ