でも何となく
「よそに触れ回ってはいけない」
と感じてた。
薬は病院でもらうのと雰囲気が違うし、
それを飲む時は寡黙な父も
「よかったな、お薬すごいな」
とやたら饒舌になった。
成長とともに飲まなくなってきたけど
大人になってから
「もしかして今で言う脱法ドラッグの類だったのでは」
と思った。
そのくらい元気が出たから
そんで自分も母になった。
子供が私に似た気分屋で
いつまでもお片付けなどしない。
愚痴りというか相談ついでに
母に
「あの時の薬って今もどこかで売ってるの?」
と聞いてみたら
「あれはただ小麦粉を溶いた水よw
ダメ元でやったら効いてびっくりしたw
プラシーボ効果てすごい」
他にも
「算数が得意になる薬」
とかもあってそれも覿面効いてたらしい