5.犬に育てられた少女 (ウクライナ)
1991年ウクライナの少女
オクサナ・マラヤが犬小屋で
暮らしているところを発見されました。
オクサナの両親はアルコール中毒で
ある夜、彼女が3歳の頃、
外に置き去りにしました。
暖を求めてオクサナは
農場の犬小屋へ潜り込み
そのまま6年間も犬たちと一緒に
暮らしました。
発見された時、
オクサナは四つん這いで走り回り、
舌を出したり、歯をむき出して吠えたりと
まるで犬のような行動をとったのです。
オクサナの知力は5歳児程度しかなく、
知っている単語はイエスとノーしか
ありませんでした。
現在30歳になったオクサナは、
監視の元、農場の動物の世話をしています。