【※先輩と後輩※】後輩「先輩、胸ないですよね」先輩「うっさいなー、お前だって全然ねーだろーが!」しかし、そんな先輩の胸に変化が・・・

先輩「にひひ……、いや、折角だから、どんな男に惚れてるのか、後輩のヤツから聞き出してやろうと思って」

部長「あなたねぇ……」

先輩「何です?」

部長「それ聞き出して、どうするつもり?」

先輩「それは……いや……、別にどうも、しねーですけど……」

部長「だったら、そっとしておいてあげなさいよね」

先輩「えぇー……。でも、水くさいじゃないですか」

部長「でもねぇ」

先輩「それに、」

部長「それに?」

先輩「変な男につかまってたら、嫌ですし。あいつ馬鹿だから」

部長「……そうだとしても、それは後輩さん自身の問題でしょ。私やあなたが、口出していいことだとは思わないけどね」

先輩「いやいや、そこは先輩としてね、言ってやったほうが……」

部長「やめときなさいって」

先輩「……えぇー」

部長「確かに、あなたが陸上部にいたころは、あの子にとって『憧れの先輩』だったけどね、あなた」

先輩「……」

部長「いつもあなたにベッタリで……、私の言うこと全然聞かないのにね、あなたが言うと、すぐ言うこと聞いてね……」

先輩「はは……」

部長「でも、今は違うからね。今は『ただの』『仲の良い先輩』」

先輩「……」

部長「そんな、ただの先輩が、とやかく言える立場かしらね」

先輩「いや、私は、あいつにとって、それでも、先輩だし……」

部長「あのころみたいに?」

先輩「……」

ザァァーーーーーー

先輩「それは……」

部長「キツい言い方だけどね、後輩さんのプライベートに口を挟んで、それで、あなたから後輩さんに、何かしてあげられるの?」

先輩「ぅ……」

部長「今のあなたに」

先輩「今の、私は……」

部長「……」

先輩「……う、うどんとか、打てる」

ザァァーーーーーー

部長「……」

先輩「……」

部長「……手打ち?」

▼ 続きは次のページにて♪ ▼
前のページへ 次のページへ