目めに入った光景は
さっきみた写真と同じだった
男「ここで撮ったんですね」
霊子
「そうです。
私も狙ってとったわけじゃなく
たまたま撮れたんですよ」
確かにこの光景は写真にでも
撮っておきたいくらい綺麗だった
男「人が写ってたのは狙ったんですか?」
霊子さんは少し考えてから
霊子「確か・・・それも偶然だった気が」
偶然が重なってさっきの写真か・・・
男「・・・帰りましょうか」
霊子「はい」
家に帰ると姉が半裸で寝ている
男「はぁ・・・だらしない・・・」
正直こいつはダメだと思ってしまった
俺にとってヒーローでも
世間からしたらだらしない姉だ
霊子「あ、あの・・・」
男「なんです?」
霊子さんはすこし戸惑いながら
霊子
「お姉さん・・・
結婚してるんですよね・・・?」
俺も時々疑いたくなる
男「そのはず・・・なんだけどなぁ」
姉「んぁ・・・?・・・帰ったか・・?」
動物園のパンダみたいにグダグダしやがって
男「旦那さんみたら泣くぞ・・・」
姉「あ~・・・わぁたしわかれたぁから・・・
旦那いないんだぁよねぇ・・・」
呂律が回ってねぇ
男「ん?」
いま何て言ってた?
見ると霊子さんも驚いた顔をしている
霊子「今・・・別れたって・・・」
男「えええぇぇぇえぇぇぇぇぇぇええ!?」
姉「るっさい・・・」