俺はすぐに母に電話をかけた
男「母さん!?姉ちゃん別れたって!」
母『あれ?しらなかったの?』
なぜ俺だけ知らなかったのだ・・・?
姉「ごめんごめん、
仕事が忙しくて伝えるの忘れてた」
男「先に伝えろよ!!てか、服きろ!!」
姉と霊子さんはならんでテレビを見ている
電話はいつのまにか切られていた
男「・・・で、いつまでいるの?」
姉「明日帰るよ~」
もしかしたらこのまま俺に要件を伝えずに
帰るつもりだったのか・・・?
姉「あんた・・・好きな人いる?」
唐突になんだ?
男「・・・まぁ、いるけど」
姉は俺の手を握りながら泣き出した
姉「本当に好きな人の手は・・・
絶対に離しちゃダメだからね・・・!」
明らかに酔っ払いの説教だったが
俺には何だかとても大事な言葉な気がした
男「俺・・・その人の手すら
握ったことないんだけど」
霊子「そうなんですか?」
あんたのことだよ
霊子さんは全く気がついてくれないが
姉
「ならまずはその手をつかむことから・・・」
姉はボロボロ泣きながら寝てしまった
男「・・・おい?・・・おーい!寝るな!」
寝てしまった姉をベッドに寝かせてから
俺たちは夕飯の準備にとりかかった
霊子
「私がいなくなったら夕食どうするんですか?」
いなくなったらとか考えたく無かったが・・・
男「またレトルト祭りかな・・・?」
少しは上達した包丁さばき
ニャンコハンドもできるようになった
霊子
「だったら今のうちに沢山
料理教えてあげますね」
とても綺麗な笑顔だったが
どこかさびs・・・
ザクッ
男「おわhdbsbxj!?」