中で丸くなっていた霊子さんが
びっくりしてこっちを見ている
姉「男のことよろしくね」
は・・・・?
姉「じゃ、またくるわ~」
そのまま玄関を出て行った
男「は・・・・・?」
霊子「私・・・見えていたんですか?」
なんじゃそりゃぁぁぁぁ!!!
姉は颯爽と去った部屋で
俺たちは何も話すことがなかった
男「・・・」
霊子「・・・大丈夫ですか?」
男「大丈夫・・・」
気まずい・・・
霊子
「また思い出したことがあるんです・・・」
男「なに?」
霊子さんはベッドで寝ている俺と
真正面から向き合って
霊子「私・・・男さんが好きです」
それって思い出したことなの?
男「えっと・・・」
霊子
「ずっと好きだったんです・・・。
死ぬ前から」
死ぬ前から・・・?