玲子「実は・・・ごめんなさい!」
いきなり謝られても
玲子「私・・・死んでなかったんです」
男「なふぁ!?」
思わず変な声が出た
玲子
「ずっと自分でも死んだと
思い込んでただけで・・・。」
あれ・・・?全く状況が飲み込めない
玲子さんの説明によると
半年前に丁度ここで事故に会い
そのまま意識不明だったらしい
その間、玲子さんは幽霊となって
あの部屋にいたみたいだ
最後に消えたのは玲子さん自身が
目覚めたかららしい
男「そ・・・そんな・・・」
俺の悲しみを返せ
そこで思い出した
半年前にここで事故があったと
聞いたことがあったはず
その事故で死人は・・・出なかったはずだ
男「良かった・・・」
玲子「怒りませんか・・・?」
男「怒るもんか・・・」
玲子
「ずっと男さんと過ごした時間は
夢だったんじゃないかって・・・」
玲子「でも、夢じゃなかった!」
男「夢なもんか・・・!
だって・・・こうして手を繋げるんだし」
玲子「そうですね・・・」
男「やっと掴めた・・・
この手はもう離さないから」
玲子「はい・・・!」
おわり。
長文おつかれさまでした!