玄関から出てきたのは
一年前に一緒にあの部屋に住んでいた
同居人にそっくりな女性
玄関を出てきて階段を降りたところで
目があった
男「・・・・・・」
女性「・・・・・・」
しばしの無言の間
女性「男・・・さん?」
男「え・・・?お・・・?・・・ん?」
女性「男さぁんっ!!!!」
女性は俺に向かって走ってくる
俺は自転車を降りて女性を受け止める
男「まさか・・・本当に霊子さん?」
玲子「本当に私ですっ!」
お互いにかたく抱き合う
今度は・・・確かに俺の手に感触がある
男「ど、どうして・・・?」
感染したら生ける屍になる○ウイルスとか
物の時間を巻き戻せるタイ○ふろしきとか
今の状況を作り出せる色々な物が思い浮かぶ