男「プハハハハ!wwwww」
男「………………」
男「オイ、何だよこれ」
幼馴染「……? どうした……の?」
男「なあ幼馴染。何でお前、学校に来てるんだ?」
幼馴染「……え?」
男君、どうしたの?
男「オイ、俺の知ってる幼馴染はどうした。なあ、誰だお前。何だお前。どうなってるんだ。何だよこれ」
おいおい、いきなりどうしちまったんだよ。
幼馴染「……男?」
男「何だよ……!? どうなってる!? オイ、何なんだよ!?」
急に叫んでどうしたんだ。
ちょっと、男君大丈夫?
男「うるッせぇ!!」
幼馴染「…………」
男「どこだ、ここ。俺の教室なのか? じゃあ何で……幼馴染が元気に登校して、みんなと喋ってるんだ」
いつものことじゃん。男君、勉強のしすぎなんじゃないの。
お前ちょっとおかしいぞ。大丈夫なのか?
男「俺じゃねぇっ! おかしいのはお前らの方だ! お前ら、幼馴染の顔すら覚えてないはずだろうがっ!!」
幼馴染「……ねえ、男」
男「ああ!?」
幼馴染「……私、じゃ……ダメなの?」
男「お前、何言って……」
幼馴染「……私じゃ、ダメなの?」
男「止めろ。……止めろ」
幼馴染「……私じゃダメなの?」
男「止めろッ! それ以上聞きたくない!」
この幼馴染ちゃんは、男君の話に笑顔を返してくれるよ?
男「違う! 俺は……そんな……おれは……」