さて離すにも離せず、抱きしめるのにも加齢臭くさい俺。
八方塞がりってやつです。
少しでも動けば、そりたつマイサンがいたいけなJKに触れて爆発してしまいそうでした。
美咲「スラ男のくせに…」
俺「ん?」
美咲「スラ男のくせに…」
何故か泣き始めた美咲さん。
もうどうしていいか分からなくなって頭の中はパニック。
美咲「こんなことまでしといて、なんか言うことないわけ?」
俺「スラ男はあたなが好きです」
確かすごいどもりながら言った。
これでもかってくらいにかんだ。
それでも精一杯の告白だった。
美咲「知ってる。だからなに?」
こいつ、鬼か。