男「お返しなんて考えるな・・・。」
顔すら知らない姫の義理父に俺は人生最大の怒りを覚えた
男「そのまま寝ていいんだよ・・・。もう誰も怖いことも痛いこともしないから」
姫ははじめて安心したように笑った
・・・・・・
次の日
警察署
警官「あ~どうも、児童相談係の担当の者です」
男「どうも・・・」
姫「・・・・・」
とりあえず二人で警察に来た
警察「私安岡と申します」
男「安岡さん、早速なんですが・・・」
今までのいきさつを説明した・・・・
もちろん姫の虐待のことも
安岡「ひっどい・・・」
男「もちろんなんとかしてくれますよね!?」
しかし安岡さんは・・・
安岡「その傷しか証拠が無いとなると・・・難しいですね・・・」
男「そんな・・・!」
安岡「一応こちらで保護もできるんですが・・・」
男「それだと・・・?」
安岡「多分現状だとまたお父さんところへ・・・」
姫「・・・・・!」
姫の表情が暗くなる
男「それじゃダメなんです!」
安岡「・・・・そこで提案なんですが・・・」
・・・・・・・
ザー・・・
警察署をでるとまだ雨が降っている