【※まさかの?※】家に「メリーさん」と名乗る美女が悪ふざけ?で来たから部屋に上げた結果←まさかメリーさんが●●とは♡

だが、僕は自分の家の前をスルーした。

メリーさんの家は僕の家のすこし先

5分と言ったところだろうか。

民家が立ち並んでいる場所で自転車を降りた。

メリーさんと共に中山の表札を探す。

お世辞にも大きいとは言えないが

アットホームな家の玄関に掲げられた中山の文字。

「ここだ…」

メリーさんはずっと僕の背中の裾を掴んでいる。

押すよと、一言いい。僕は呼び鈴のボタンを押した。

インターフォンが無く

呼び鈴だけのシンプルな物だったので

僕とメリーさんはドアが開くのを待った。

やがてガチャリとドアが開く。

鍵は掛けていなかったらしい。

地方の片田舎の家じゃめずらしくもない。

中から出てきたのは中年のおばさん

おばさんというわりには若々しく美人だと思ったが

すこしやつれているようにも見える。

「どちらさまで?」

声が少し枯れているようにも思える。

「准さんの友達です…すみませんが

お線香をあげさせてもらえないでしょうか」

「准の…ありがとうございます、さぁ上がって」

僕は中へと案内され、今の片隅に作られた

真新しい仏壇の前に座った。

▼ 続きは次のページにて♪ ▼
前のページへ 次のページへ