マスオ「いえいえ、簡単に当てられますし、当たったら100円が10万円にも100万円にもなるんですぉ^^」
ジャイアン父「ええい!黙れ!!!!これ以上ほざくとテメェの口を引き裂いて心臓引っ掻き出すぞグォボラァ!!!」
そう言うとジャイアン父はマスオに掴みかかった。
マスオ「ひぃぃぃ・・・・! 逃げろ~!」
ジャイアン父「ったく・・・何が大儲けだよ、腐れが」
ジャイアン父「ただいまぁ」
ジャイアン「ぱぱ、おかえりぃぃ」
ジャイアン父「おおよしよし、いい子だぞ武」ナデナデ
ジャイアン父「おーい。飯ないかー?」
ジャイアン母「はぁい、今作るわ」
ジャイアン母「はぁ・・・どうにかして楽して稼げる方法、ないかしら・・・」
ジャイアン父「ンなモンねェよ・・・」
ジャイアン母「なぁに?」
ジャイアン父「そんな甘い話。どこにもないんだよッッッ!!!!」
ジャイアン母「!?」
ジャイアン「ふぇぇ・・・」
ジャイアン父「す、すまん・・・」
ジャイアン父「うちは貧乏だから、頭金がないから・・・どうしようもないのさ・・・」
ジャイアン母「・・・」
ジャイアン「な、なんだよ父ちゃん母ちゃん」
ジャイアン母「ご、ご飯にしましょうか、今日は獲ってきたイナゴの佃煮と野菜クズのみそ汁だよ」
ジャイアン父「今日も、だろ」
数日後
ジャイアン父「え、なんですかぃ」
外道(そとみち)食品会社社員「何度も言わせるんじゃないよ。君ンとこに弊社の商品は卸さないと言ったんですよ」
ジャイアン父「だから何でって聞いたんだよ!!!!」
社員「ベネフィット(利益)がコストに見合わないからに決まってるからだろうが!!!!!」
ジャイアン父「くッ・・・うちの店の発信力じゃ、こすぱってェ奴に見合わねぇってのかい」
社員「そういうことです、ではさようなら」
烏賊零堂「貴方様との取引は今後打ち切らせていただきます」
久曽垂化学「ごめん。アンタの分、これから他社に回すことにしたから」
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ジャイアン父「そんな・・・取引先の三分の一がウチから手をひいちまった・・・」
ジャイアン父「うう・・・店はどうしたらいいんだぁ・・・」
マスオ「お・と・ぉ・さ・ぁ・ん・♪」
ジャイアン父「テメェか、よくもまた俺の前に顔だせたもんだな」
マスオ「そんなこと言わないでくださいよぉ・・・」