俺はまじかよ、12000円だやったぜとか思ってた。馬鹿だったと思う。
一日4時間毎日頼む時点でおかしいと思うべきだった。
「次の日からさっそく来て欲しい」とのことだったので次の日から行った。
夕方(五時ぐらいだったかな?)から四時間やるので飯を早めに食って家を出た。
言われた住所の所に着くと古くて小さな家がポツンと佇んでいた。
時間帯も時間帯だったのでなかなか怖い雰囲気を醸し出していた。
まぁ仕事だから…と恐る恐るチャイムを鳴らした。
すると、電話と同じ中年のオバチャンの声がして何故か安心。
ドアを開けたオバチャンを見て俺は言葉を失った。
フケだらけ頭。どす黒く目元にある隈。
ニタァーっと気色の悪い笑顔。
一瞬で帰りたくなったがまだお金の方が勝った。