急いでそこらへんの物を押入れに詰め込んで掃除機かけてた。
嬉しいやら部屋に入れたくないやらで心が迷子になっていると
ポンッ(メル着
香<寒い 入れて>
俺<俺のでよければ!> ←妄想
俺<いまどこ?> ←現実
窓から外見たら人影。
クソ寒い中、顔真っ赤にして
頭に雪を積もらせ、ショートパンツで震えてる香さん。
ちょっと!死ぬって!
これは非常事態である。
部屋汚いとか言ってられん。
すぐ部屋に入ってもらって、やかん火にかけて、ストーブ最高温度に設定。
どうやら飲み会会場からうちまで歩いて来たらしい。
たぶん1時間半以上かかる。
なにやってんのこの子。
香「歩いてきた・・・さむい・・・本当にさむうぅぅいーっ。
人肌じゃないとあったまぁんなぁーいっ」
香さんの様子がおかしい。
とっても酒臭いです。
俺「香さん、どれくらい呑んだんですか?」
香「つーか彼氏でもない人にそんなこと聞かれたくないしw」