幼「……………」
男「ど、どうしたんだよ…幼なじみ…」
幼「……………」
男「…お、幼なじみ?…離れてよ、俺もう彼女出来たんだし…こういうおふざけは…」
幼「…………もう、少しだけ……」
男「えっ…?」
幼「………このまま…もう少しだけで…いいから……お願い………」
幼「………このまま…もう少しだけで…いいから……お願い………」
男「幼なじみ…」
幼「…」
男「…」
幼「…」
男「…」
幼「………ごめん」スッ
男「いや……」
幼「…」
男「…」
幼「…」
男「…幼なじみは…………もしかして…もしかして本当に……」
男「…幼なじみは…………もしかして…もしかして本当に……」
幼「当たり前だよ……どうして…気付かないかなあ…」
男「…幼なじみっ…俺っ…」
幼「ごめんねほんとに…彼女が出来たばっかりだってのに…気を乱すような事しちゃって……」
男「いやっそんな…」
幼「………それじゃ、ね。…こっちきたら怒るよ?」ダッ
男「っ…幼なじみっ…」
タッタッタッタッタッ…
幼(………………)
幼(……私なんか………私なんか…死んじゃえ……)
男「………」
女「ごめんなさい男君!遅くなってしまいました…」
男「…おはよう、女さん」
女「おはようございます。それじゃ、行きましょうか」
男「…うん」
女「……どうしたんですか?なんかいつもより雰囲気が暗いです。何かあったんですか?」
男「…いや、別に何もないよ。ただ、こっちまで来るのにいつもより早起きしたから眠いだけ」
女「…そうですか。私のせいで…本当にごめんなさい。…うふふ、でしたら今日のお昼休み、私の膝をお貸ししましょうか?そういう恋人同士っぽい事もしたいと思ってたんです、私」
女「…そうですか。私のせいで…本当にごめんなさい。…うふふ、でしたら今日のお昼休み、私の膝をお貸ししましょうか?そういう恋人同士っぽい事もしたいと思ってたんです、私」
男「…いや、別に大丈夫。ほんとに」
女「そうですか…。まあ、学校では人の目もありますしね。ではそれはまたの機会という事で」
男「…」
女「あ!そういえば私、あのゲームとうとう3面までクリア出来たんですよ。これも男君の指導のお陰ですね。また今日もご指導お願いします…って男君?聞いてますー?…うーん、そんなに眠いんでしょうか…」
男(…幼なじみ…)
硝子細工の店
幼「…こんにちは」
店長「…いらっしゃい」
幼「…」
店長「…」