【※崖の上のポニョ※】宗介「10年前、僕は5歳だったし、わけもわからずポニョを好きだと思ってた。でも…今は違う!」

宗介(男友達と気まずいことになってしまった……よく弁当も一緒に食ってたんだけどな)

宗介(……クミコちゃんとも今日は話してない。昨日の出来事がきっかけで……)

宗介(ポニョはもう家族みたいなものできっと離れることはないだろうけど、
クミコちゃんは他人だもの……。このまま一生そうなのかな)

宗介(あーーーうーつーだーーー)

宗介(って言うか僕、ポニョにはすきすき言われまくってたけど、
他の女の子から好きって言われたのは初めてだったもんな)

宗介(あ…どきどきする。クミコちゃんとは幼なじみだけど他人。
でもいつまでも一緒に学校通ったりしたかったな…。
もうできないかもしれないけど)

宗介「うーあーうーーーー」

女友達「……机に突っ伏して何してんの?」

宗介「はっ」ガバッ

女友達「あの、ちょっといい?」

宗介「ん?いいけど?」

女友達「ちょっと一緒に来てくれない?」


宗介「屋上がどうしたの?」

女友達「そこでちょっと待ってて」すたすた

宗介「うん……」

クミコ「宗介!」

女友達「屋上に二人はいるわよ」

男友達「おう。サンキュ。一応礼だ」ぴら

女友達「これだけで1000円ももらえるなんて、おいしい話ね。
ありがとう、受け取っておく」

男友達「じゃ、このこと誰にも言うなよ?」

女友達「わかってる」

女友達(どっきりで宗介くんのこと祝ってあげたいなんて、
男友達くんて意外と友情に熱い人なんだ…)

男友達(待ってろよ…ソウスケぇ……!)

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