-次の日-
千尋「先生、進路先の紙…書けました」
担任「おぉ、どれどれ…..」
千尋「….」
担任「ん?これは….ご両親とも話した結果なのか?」
千尋「はい」
担任「そうか….分かった」
千尋「….」
-卒業式-
千尋(….)
千尋「ハァ….ハァ…..」トントン
?「ここへきてはいけない。参拝者は東口から…….!」
千尋「ごめんなさい。道を間違えました」
?「千尋……….」
千尋「……」
?「….もう、来ないかと思っていた」
千尋「……」
千尋「….気にかけていてくれたの?」
?「うん、心配していたよ」
千尋「ごめんなさい」
?「ううん。元気そうで安心した。」
千尋「……」
千尋「あのね….」
千尋「ここ数ヶ月間、ずっと考えてた。神社のことと….あなたのこと。」
?「…..」
千尋「私ね、どうしても思い出せないの」
?「….」
千尋「だけどあなたといるとすごく懐かしい気持になるし、安心することは確かなんだ」
?「…..」
千尋「名前すら思い出せなくて….自分の中の勝手な思い込みなのかなって何度も思った。」
千尋「でも….」
千尋「今日卒業式を終えて….心に決めたの」
千尋「わたし….あなたを思い出したい」
?「…!」
千尋「あなたがなんでこの神社にしか居場所がないのか、とか…全部知ってる気がするの」
千尋「だから…..改めてお願いに来ました。ここで働かせて下さい!」
?「…….うん」
千尋「………え?」
?「そなたが決めたことなら、私はもう口出ししないよ」
千尋「それって…..ここで働いてもいいの….?」
?「……..うん」
千尋「あ・・・ありがとうございます!!!」
?「明日からおいで。仕事を与えてあげる」
千尋「はい!」
おわり
ネットの反応
なかなか素敵ね
面白かった!
こういう二次創作好き
えぇぇ……めっちゃいいとこなのに終わり……
けど乙
出典:http://ss-navi.com/blog-entry-10930.html