俺「ああ、お楽しみのとこ悪いんだけどね、もうちょっとそこで待っててくれるかな。」
A子「え?は?何で?何でいるの?」
俺「これから色々連絡しないといけない人とか多いからさ、
連絡終わるまでお風呂でも入ってゆっくりしててよ。」
そういうと部屋まで戻って自分の携帯からA子の両親に連絡を取った。
不思議と落ち着いてる自分におかしな気持ちになったけど、淡々と説明した。
母親は信じられない、何かの間違いではとか言っていたけど、
現在風呂場で男と裸で締め出してると伝えると両親揃って来ると言う事で慌てた様子で電話を切った。
俺と彼女の共通の友人にも連絡して現状の説明と合わせて根回しをしておいた。
中にはA子と同じ会社の子もいたので、そっちの方も期待してたところもあったかもしれない。
あらかた連絡も終わると俺の電話が鳴ったので出るとB子からだった。
近くまで来てるのでと言う事で分かりやすい位置まで教えて迎えに行く事にした。
その間に出られても困るので、シルバーラックの上にテーブルを乗せて出て行くことにした。
教えた場所まで行くとB子らしき女性がいたので声をかけると本人であるとの事で改めて挨拶。
そこで突然連絡をした事を謝罪した後に現状の説明を再度した。
道すがら話を聞くと、B子は間男の婚約者だと言う事、3ヵ月後には式も控えていたと言う事が分かった。
泣きそうな顔をしながらも冷静に勤めようとするB子を強い女性だなと関心してた。
家に到着すると外まで聞こえるんじゃないかと言うくらいにA子と間男が騒いでた。