どうやらドアが開かない事に気がついたらしい。
A子「あれ?開かない?」
間男「え?何で?」
タバコを吸いながら観察してると俺の電話に見慣れない番号でかかってきた。
聞かれないようにベランダへ静かに出て電話に出る。
俺「はい、俺男です。」
B子「もしもし、間男の彼女のB子と申しますが、俺男さんでしょうか?」
声を聞いた限りでは結構しっかりしてそうな女性。
家に帰ってきて風呂場でイチャイチャしてる二人に気がついて風呂場に隔離した事を簡単に説明。
B子の家は俺の家からそれほど遠くないようなので、
俺の家の住所を教えてすぐに向かうとの事だった。
その間、風呂場はとても騒がしい事になってた。
具合悪くて早退してきたはずなのに、
そんな事もすっかり忘れて風呂場前のソファーまで行く。
人の気配に気がついたのか風呂場が静まるけど、お構いなしに声をかけてみた。