きっと妹を可愛がっていた父が
ちょっとでも悲しみを和らげてあげたいと思って
見せてくれた姿だったのかもしれません。
それからしばらくして、
妹はまた上京をして仕事を再開しました。
大晦日も仕事をするくらいに忙しい職場でした。
それでも元旦の朝には会社がお雑煮やお餅を振る舞ってくれたそうです。
そんな忙しい生活を送っていた妹。
寒空の下で仲間たちとお雑煮を食べながら談笑をしていました。
するとちょっと視線を移したときに
父がにっこりと笑って頷いていたそうです。
こんな感じで父は妹の所にちょくちょくやってきてくれるそうです。
俺はそんな話を聞くと
本当に父は死んだのか?と思ったりもします。
俺や別の兄弟の所には2回くらい現れてくれたのだが、
やっぱり妹のことが心配なんだろうな~。
もしも妹に何かありそうな時はきっと携帯電話から
「お馬の親子」が流れるといいます。
それは、父が危険を知らせてくれているとか。
父は妹の守護霊のようになって見守っているんだろなと思います。
俺ももうすぐ父親になります!
俺の父みたいに優しくて強い父親になりたいと思っています。
【※感動※】父からお下がりのパンツをもらった。そこに入っていた昭和63年のレシート。買った物を知り泣きそうになった・・・