そしてFF11内のwktkとは裏腹にいよいよリアルに波風が立ち始めた
2年になり担任が変わったことにより俺が無断に休むと執拗に電話がかかってくるようになった
言ってなかったが寝ているのだから当然休むときは学校に連絡入れてなかった
担任(女)は異常にしつこく休み時間のたびに電話をかけてくる
とにかくイライラした、眠れなかった、しかし俺は意地でも出ようとしなかった
しかし困ったことに親が帰ってきても電話が鳴り響くのだ
そして俺の休みがかなり多いということは両親にバレた
だがまだそこまで怒られはしなかった
母親に「あんたちゃんと学校行きなさいよ」とたしなめられる程度ですんだ
しかしもはやこの時リアルの学校などはめんどうくさいだけだった
とにかく頭の中はFF11一色でレベルのこと、装備のこと、金策、リコさん、etc,etc,
レベルややってることはそこまで廃人ではないが
時間でいえば俺は完璧な廃人だった
最も上には上がいるので一般的に見て、だ
担任に対する不満もあってか俺はますます学校にいかなくなった
それでも友達とは割と仲がよかったので休日とかは遊びに行くことも普通にあった
最も遊んでる最中も考えてることはFF11で今日は何するかなということだったが
RMTで稼ぐ!とか馬鹿げたことを本気で考えたりもしていた
今考えると本当に馬鹿だ
元々細身だったが体重もバキバキ落ちていった
しかしもはやそんなことはどうでもよかった
余談だがFF11にはヴァナ婚というゲーム内結婚があって
俺「リコさんヴァナ婚しようぜ!」
リ「え?え?」
俺「ウェディングドレスを着るのが夢だったんだ!」
リ「お前が新婦かーい!!w」
というやり取りもした
ネタで終わったけど
そしてこの頃LS自体に不満を持ち始めていた
姉御は生粋のアタッカーで盾役の俺に後衛のリコさんと3人の相性は抜群なのだが
やはり6人PT推奨のFF11では3人では限界がある
人数が必要なときは姉御がどこからか強い人たちを連れてくるんだが
なんか俺は嫌だった、今思うと変なプライドとかがあったんだと思う
というわけでLSの人数を増やすことにして
俺は勧誘活動を行った
初期エリア周辺でLSを持っていない初心者を見つけ勧誘するというあざとい手法だった
倉庫キャラなんです、とか断られることはあっても
普通に断る人は殆どいなかったのですぐに2人ほど入った
別に狙ったわけではないが2人とも女だった、誓っていうが狙ったわけではないたまたまだ
天然キャラのKさんに
元気いっぱいのMさん
気楽にハーレムハーレムと思っていた
姉御とリコさんを加えて全員で低レベルのジョブに変えて2人にPTプレイの基礎などを叩きこんでいった
意外には姉御は教え上手なので2人ともメキメキ強くなっていった