その後、しんのすけは相手の動きを遅くする妨害の呪いや、杖が北を指す四方位呪文を練習した。
しんのすけ「まだ、やるの?」
ハーマイオニー「当たり前よ!」
しんのすけ「オラ、もう限界だゾ! インペディメンタ!妨害せよ!」
しんのすけは3人に妨害呪文をかける
しんのすけ「じゃ、そういうことで~」
3人「待たんかーーい!」ノロノロ
自由を得たしんのすけは校庭に飛び出す
しんのすけ「やっぱり、新鮮な空気はたまりませんなぁ。お、あれは・・・」
クラウチ「ダンブルドアに伝えなきゃナキャナキャ、息子スコスコ生きてると」
しんのすけ「おじさん、ラップでもしてるの?」
クラウチ「ダンブルドアを連れて来て、ワシのもとに連れて来て。一刻も早く連れて来て」
しんのすけ「ほうほう、仕方ない。一肌だけ脱いでやりますか!」
しんのすけ「あれ、校長室って、どこだったっけ・・・! 我よからぬことをたくらむものなり!」
しんのすけ「あれ、さっきのクラウチさんもう校長室にいるゾ!」
とりあえず、校長室に行くと、
ムーディ「どうした、野原。何かダンブルドアに用か?」
しんのすけ「いや、クラウチさんに校長先生に会いたいってお願いされて・・・でも、クラウチさんはもう居るみたいだけど、一応・・・」
ムーディ「! まことか! ほう、その地図・・・ワシに貸してくれんか?」
しんのすけ「何に使うの?」
ムーディ「正義の為だ、これがあれば悪い魔法使いを見つけやすいからな。」
しんのすけ「ま、そ~ゆう事なら・・・」
ムーディ「恩に着る、そうだ、校長室の合言葉は、ゴキブリゴソゴソ豆板!」
ガーゴイルの像が動き出す。
校長室
ダンブルドア「わしに何か用かね?」
しんのすけ「オラじゃなくて、クラウチさんが森の近くでせんせ~をつれて来いって」
ダンブルドア「ふむ、すぐに行くとしよう。」
ダンブルドアは去り際に言った。
ダンブルドア「折角ここに来たんじゃ、わしのお気に入り噛み付きキャンデーでも食べていったらどうかね?」
しんのすけ「せんせ~ふともも~!」
しんのすけ「神憑きキャンデーなんて楽しみですなぁ」
しんのすけがキャンディーを一つ取ると、
しんのすけ「イテッ、この飴オラの指を噛んだゾ! 全然ツイてないゾ!」
飴に興味を失ったしんのすけは大きな部屋を見渡す。
しんのすけ「いろんな道具が一杯だゾ! ・・・この水盆はおたまじゃくしでも飼ってるのかな?」
しんのすけは水盆を覗き込む
しんのすけ「オラ、白いおたまじゃくしなんて、初めて見たゾ! 何色のカエルになるんだろ?」
しんのすけは更に顔を近づける。すると、水盆の中の液体は眩く光り、しんのすけを飲み込んでしまった!
水盆の中
なにやら大勢の魔法使いが会議の様なものを開いている
しんのすけ「困ったゾ・・・オラ、また魔法の世界に来ちゃったゾ!」
しんのすけ「それに、目つきの悪い大人バッカリだゾ。もっとデラックスしないと・・・」
ダンブルドア「もう少し、リラックスしてはどうかね、アラスター」
ムーディ「そう呑気に構えてられるか! 奴等にワシの部下が何人やられたか・・・」
ダンブルドア「・・・そうじゃな、哀れなロングボトム夫妻よ」
しんのすけ「ロングボトム負債!? 一体、どんな借金なんだろ・・・」
そうこうしてる内に一人の男が連れてこられる
クラウチ「イゴール・カルカロフ お前は魔法省に情報提供するため、アズカバンからここに連れて来られた。そうだな?」
カルカロフ「はい、その通りでございます閣下」
クラウチ「では、聞こうか。仲間のデスイーターの名前を」
カルカロフ「一つご理解いただきたいのは、すべてのメンバーを知っているのはあの人だけでした!」
ムーディ「それは賢い手だ、お前のような奴が全員を売り渡す事を防げるからな!」
しんのすけ「あの人? ヴォルデモートの事?」
しんのすけ「誰も驚いて無いゾ。みんな肝が体育座りしてますなぁ!」