【※感動※】後輩女「あなたはわたしと結婚するべきです」男「……そうなの?」

後輩女「わたしってやっぱり舐められているのでしょうか?」コロコロ

男「それだけじゃない。木更津は昔から独自にやりたがるんだ。脅すくらいしないとちゃんとマニュアル通りにやらないんだよ」フーッ

後輩女「Kマネだけでなく、ですか?」コロコロ

男「そう。木更津生産拠点全体で管理がヌルい。人員総入れ替えでもしない限り体質は変わらないだろうね」トンッ

後輩女「……わたしが言うだけじゃ効果は無さそうですね」コロ

男「人間事態の対応は実績を残していけば変わるさ。いち生産拠点のマネージャーだった人間が全拠点を管理出来て
いたんだから、時間をかければ信用してくれるよ」

後輩女「男先輩はもうすぐ三年ですよね? わたしは五年くらい必要かもしれません」コロコロ

男「俺と君を比べる必要はないよ。俺の場合はマネージャーという下地があったから。君にそれが無いのなら、俺がサポート
するから。好きなようにやりなさい」フーッ

後輩女「そうですね。男先輩が後ろにいてくれるのであればやれると思います。今日もありがとうございました」

男「気にしないで。ふぅ……そろそろ戻ろう。最後の確認のミーティングをして本社に戻ったらまだミーティングだ」

後輩女「はい……結局、雪降っちゃいましたね」カリッ

男「アクアラインが通行止めにならないと良いけど。遠回りしたら五時半に間に合わないよ」

後輩女「……間に合わなくて良いです」ポツリ

男「戻ろうか」

男「済みません、お待たせしました」

後輩女「……遅れました」

先輩女「二分遅刻。男くん、罰として明日の夜は付き合ってね」

後輩女「………………」ギリギリ

男「メールは確認しました。お聞きしたいことが数点あります」

先輩女「無視? 無視は駄目よ。最初に返事を頂戴?」

男「遠慮しておきます。お待たせした分はこれでチャラにしてください」コト

先輩女「やだー。缶コーヒーなんかじゃやだー」ジタバタ

男「ミキサーの羽ですが、緩み問題のあった一枚だけでなく三枚全て交換ですよね?」

先輩女「男くんって仕事人間なの? うん、そうだよ、全交換」

男「どうして交換の費用が半々なんですか? メーカー責で費用は向こう持ちに出来ないです?」

先輩女「これさぁ、うーん……色々とめんどくさくてねー」

先輩女「このミキサー、ってかナベ全体ね、設計したのがウチとメーカーの共同らしくて、その時にもボルト箇所が足りないかもって
議論になったらしいのよ。その時はウチが見積もり見て安い方で決めたっぽいけど、それが十何年経過した今になって
問題が出てきたみたい。メーカーからすれば『昔言ったじゃん?』って感じで」

男「半分出してくれるだけありがたいってことですか。その時にメーカーは安全性や将来的な不具合予測は説明はしてくれたか
わかりますか?」

先輩女「してくれたと言えばしてくれたってとこかな。でも昔のことだから向こうもあんまり記録が無いみたい」

男「メンテ費用ってことでも無理でした?」

先輩女「それで半分出すって。向こうの担当者も結構頑張ってくれたみたいだけど、上が経年劣化ってことにしたかったらしいよ。
それを何とかやってくれたみたいだから、これ以上は可哀想かな」

男「そうですか、わかりました」

先輩女「後輩女ちゃんは何か聞きたいことある?」

後輩女「ん……そうですね」

先輩女「何でも良いよ。」

後輩女「えっと、ミキサーの羽を交換すれば、生産の歩留まりは上がるんですよね?」

先輩女「もちろん。その為に交換するからね」

後輩女「歩留まりが上がった後で、交換費用を取り戻せるのはどれくらいの期間が必要ですか?」

先輩女「あー、なるほど。そうくるかー……」

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