3ヶ月前
パシッ
スパンッ
カツオ「ナイスボール!中島!」
中島「僕の宜野座カーブ、すごい切れ味だろう?」
カツオ「ああ、こんなカーブ誰も打てないや」
中島「僕は将来メジャーリーガーになるのが夢だからね」
カツオ「まずはちゃんと小学校を卒業しないと」
中島「分かってる、高校も行って甲子園出場して優勝」
中島「そして、プロ入りして5年後にはメジャーの世界に行くんだ!」
カツオ「試合出る時は僕も呼んでくれよ」
中島「もちろんだよ!子供達に夢や希望を与えれる選手に僕はなるんだ!」
……
中島「へへっ、良いパンチだぜ磯野」
カツオ「…中島…!なんでお前がそっち側に…!!」
三郎「無駄だカツオくん、いくら呼びかけようが中島は僕らの仲間になったのさ」
中島「そういう事だ磯野」
中島「僕はこれからこの組織の駒として働かせてもらうよ」
カツオ「お前の夢はどうなるんだ!!!」
中島「夢?そんなの……覚えてないね…!!!」
ヒュンッ
カツオ「くっ…!」
三郎「お前も良い実験材料になりそうだな」
グイッ
花沢「きゃっ」
三郎「中島、ここはお前に任せておく」
中島「了解」
アナゴ「…どうしたフグ田くぅーん」
マスオ「うぐぐっ……」
うずくまるマスオの後頭部を足で踏みつける
アナゴ「魔人がそんなに珍しいのか?」
マスオ「い、一体どうやって…魔人なんかと契約したんだ…?」
アナゴ「禁忌を犯したまでだ」
マスオ「どういう事だアナゴくん」
アナゴ「魔人と契約する事はほぼ不可能に近い」
アナゴ「だが、僕はある儀式を行い魔人を呼び起こす事に成功した」
マスオ「えぇー!?」
アナゴ「砂糖200g 水30ℓ 豚肉80kg 鉄20kg 人間の血5ℓ 親指の爪と人差し指の爪」
アナゴ「これで…材料は全て揃った…」
アナゴ「後は午前4時44分44秒になるのを待つだけだ」
カチッ
カチッ
ズズッ…ずずっ……
アナゴ「…!!」
アナゴのいた部屋に地響きが起こる
アナゴ「フフフフアーーーッ!!!成功だ!!ついに究極の力を…!!」