【※涙腺崩壊※】隣に住んでる中学生の女の子から1,000円貸して欲しいと言われ・・・

「泣くの禁止。」「嬉しいからだもん。」「それでも禁止。」「…はい。」無理矢理言わせて。

よし。とばかりに髪撫でてたら、飛びつかれて。不意突かれて、受け止めたけど、よろけて。

抱き締められて。「あは。もう少し。」が何度もあって。なかなか離れてくれなくて、困った。

お婆さんにも、一日遅れですいませんと言って、フリースと膝掛けを渡した。

「私にまでかい?」「クリスマスですから。」笑って受け取ってくれて。喜んでくれた。

年明けからの俺は、毎日必死だった。施設実習が始まったから。

医療系専門学校の介護福祉科。ボランティアでの単位取得と実習の連続で。

一月中頃から二週間のボランティア。そしてその直後、二月の初旬に後期の定期試験。

解らない事だらけの現場。頭に入らない試験勉強。かなりきつい状態で。

受け入れ先は精神科の専門病院で。隔離棟入ると、身の危険感じるような状況もあって。

人間相手の事だから、腹立ったり、いらつく事もあって。切れかかったりって事もあって。

でも彼女の前で辛さや怒りを見せる訳にはいかなくて。家帰るまでに、何とか顔を元に戻して。

家帰って彼女が来てくれて。「お帰りなさい。」その一言でやっと、和んで。緩んで。

実習記録の整理してると、少し距離おいて、お互いの視界に入る所に座ってて。

壁もたれて、小説とか読んでて。ふと顔上げると、目があったりで。多分、様子伺ってて。

記録の整理して。試験勉強して。一段落。ノート閉じたら、近寄ってきて。横座って。

話したり。話さなかったり。ぼー…っとテレビ見てたり。特に何するでなく時間が過ぎて。

そんな何でもない時間が俺には大事な時間で。その時間を彼女が作ってくれてて。

おかげで実習何とか乗り切って、試験の結果も出て。何とか踏みとどまる。そんな感じで。

進級が確定した時は、虚脱して。「大丈夫ですか?」「大丈夫ですよね?」何度も聞かれて。

「大丈夫。」何度も答えて。結局心配掛けてるなと、微妙にへこんだ。

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