【※涙腺崩壊※】隣に住んでる中学生の女の子から1,000円貸して欲しいと言われ・・・

就職内定が十月半ば。早く決まって安心はしたけど、二月からは土日に研修が始まって。

三月末までには現場に出られるレベルになれなければいらないよと、要するにそう言う事だった。

卒業試験と学校内の資格試験は勿論絶対に落とせない。そう思ってはいたけど危機感を持てなくて。

結局バイト中心の生活。仕事して帰ったら彼女がいて。夕食食べて。送り返して。

「あんたらもう一緒に住んだら?」お婆さんに冗談で何度も言われたけど、さすがに無理で。

ちゃんと家に帰らせる事が最低限の義務と言うか。守らなきゃならない一線のような気がしてた。

家の方にも内定決まったと連絡したら、親父は「よくやったよ。」いつも通り、一言だけで。

後は就職したらなかなか休みも取れないんだろうし、今年は帰って来いよと。それだけで。

長いこと婆ちゃんにも会ってない、自由に休めなくなる。その年は年末年始に帰省する事にして。

おかんが勝手に彼女と話し進めてから「帰るんなら二人にも来て貰う?」俺に言って。

一緒に帰る事になりかかってたんだけど、俺の家に本家のおばさんから電話があって。

久しぶりだったんで就職の事とか学校の事とかちょっと話して。話が彼女の事になって。

婆ちゃんに聞いたと言って。「可愛い子や言うてね。」言われて照れたら、

「でもいかんよ。ええほど遊ぶだけにし。」何の事か解らなくて、黙ってたら、

「親の無いようなのと一緒におったて、出ていく物は全部こっちからになるんやからね。」

「頃合い見て別れんとね。捨て銭いるようやったら、出すけんね。」受話器持ったまま絶句して。

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