
ドラえもん「ウフフフフフフフ…!」ガラガラガラ・・・
のび太「shitッ!タケコプターで窓から飛び出していなければ死ぬところだった……!」
ドラえもん「shitって……勉強してないくせに、そんな汚い英語はおぼえているんだね」
のび太「しつけが悪いのさ。それよりいいのかい?僕はスペアポケットを持っているんだよ?」
ドラえもん「君は実に馬鹿だなぁ」
ドラえもんの顔がニヤリと歪む
悪寒を感じ取ったのび太はとっさに身構えた
ドラえもん「あははははははは」
ドラえもんは狂気に満ちた笑い声をあげながら
勝ち誇った顔でフラスコ瓶を見せ付ける
ドラえもん「ハイこれ何でしょう」
のび太「それは…『ウソ8OO〈エイトオーオー〉』」
※ウソ8OO〈エイトオーオー〉
言った事が全てウソになる薬
以前、これを飲んだのび太の独り言によって
未来に帰ったドラえもんが再びこの時代に戻ってきた
二人にとって感慨深い道具である
ドラえもんは瓶の蓋を開け、『ウソ8OO〈エイトオーオー〉』をゆっくりと飲み干す…
ドラえもん「のび太君は生きる」
のび太「…!!」
ドラえもん「のび太君は楽しみながら生きるよ」
満面の笑みを浮かべながらドラえもんは続ける…
ドラえもん「のび太君は生き続ける」
ドラえもん「のび太は永遠に生き続けるよ」
のび太「――――――ッ」
ドラえもん「君は…おっと!!」
とどめの決め台詞のひとつや二つ浮かんだのであろうが
ウソ8OO〈エイトオーオー〉の効果でのび太が生き返ってしまっては元も子もない
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ニアミスな発言は控えるべく、ドラえもんは衝動を押し殺した
ドラえもん〈これで君は……死んだッ!!!〉
ドラえもん〈ウソ8OO〈エイトオーオー〉を飲んで言った事は必ずウソになる〉
ドラえもん〈この嘘には絶対に逆らう事が出来ない…〉
ドラえもん「……それなのに……君はなんで生きているんだァァーーーッ!!」
動揺するのも無理はない
嘘をついたにも関わらずのび太は平然としていたのだから
のび太「………」
のび太は手帳に何かを書き始める
ドラえもん「答えr……るなッ!!ええい、ややこしいなぁ!!」
ドラえもん「どうやってウソ8OOから逃れたんだッ!?のび太ッ!!!」
のび太「…相当うろたえている様だけど、君が何を言っているのかわからないな。」
のび太はドラえもんの怒鳴りを他所に
持っている缶ジュースの蓋を開けて飲み始めた
ドラえもん〈な…何だのび太のやつ…缶ジュースなんか飲んじゃって…余裕のつもりか…?〉
ドラえもん〈い…いや…ジュースなんていつ買ったんだ?…いつから…缶…?〉
ドラえもん「……缶ジュースだってェェッ!!?」
のび太「2分17秒、気付くまでの時間だ。ドラえもん、『君は実に馬鹿だなぁ』」
