ー夕方ー
男「……ん? 玄関の方で音が……誰か帰ってきたかな?」
『ガチャッ』
姉「ただいま! にぃに、大丈夫だった!?」
男「姉ちゃん、おかえり。 体調の方は、もうなんともないよ。 熱も、今は平熱まで下がったし」
姉「そっかそっか~! あ、何か夕飯に食べたいものある?」
男「特にはないかな。 あ、でも食べやすいものがいいかも」
姉「食べやすいもの……うどんとか?」
男「うん、それでいいよ。 量も少なめでいいかな」
姉「食欲は戻ってないの?」
男「いや、今日もヨーグルトとかを最後に食べようかなって思って」
姉「ん、分かった! じゃあ、ご飯作ってくるね」
男「あ、姉ちゃん。 女さんは?」
姉「今日は家に帰るって。 親がそろそろうるさいから、一度帰らないと何を言われるか分からないんだって」
男「まぁ、そうだよな。 二日連続で他人の家、しかも男の家にお邪魔してるなんて親が知ったら……」
