3.鳥少年 (ロシア)
プラヴァは、31歳の母親と暮らす
寝室2部屋の狭いアパートで
発見されました。
このとき彼は7歳でした。
彼は鳥カゴでいっぱいの部屋に閉じ込められ
母親のペットのたくさんの鳥たちと、
エサや糞の中で暮らしていました。
母親はプラヴァをペットの鳥と
同じように扱っていました。
肉体的な虐待などはありませんでしたが、
母親はプラヴァに食事を与えず、
話しかけることもありませんでした。
そのため、彼は鳥としか
コミュニケーションをとれず、
しゃべることもできず、鳥のようにさえずり、
腕や手を鳥のように羽ばたかせていました。
その後、心理学ケアセンターに移されて
医師たちによるリハビリが続けられています。